病院から薬局へ転職した理由3つと実際のギャップ
私は病院薬剤師として10年以上働いた後、今後のキャリアを考えて薬局へ転職しました。今回は、私が転職を決意した理由3つと、実際に働いて感じたギャップについてお話しします。
1. キャリアの広がりを求めた
病院薬剤師としてのキャリアパスには限界を感じていました。病院内での昇進や専門分野の習得も大切ですが、薬剤師としての視野を広げるには、病院外の世界を知ることも必要だと考えました。
特に、薬局での経験は地域医療や在宅医療など、病院とは異なる保健医療の視点を養うのに役立ちます。また、病院では医師の指示のもとで業務を進めることが多く、薬剤師が主導権を握る場面は少ないと感じていました。その点、薬局では患者さんと直接向き合い、薬剤師としての判断力を活かす機会が増えると考えました。
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2. ワークライフバランスの改善
病院勤務では夜勤や当直があり、特に30代半ばを過ぎると身体的な負担が大きくなりました。若い頃は問題なくこなせていた夜勤も、年齢とともに疲労が抜けにくくなり、生活リズムの乱れも感じるようになりました。
もちろん、夜勤が苦にならない方もいると思います。しかし、少しでも体力的な不安を感じるのであれば、**早めに働き方を見直すことをおすすめします。**薬局勤務では夜勤がなく、休日も比較的安定しているため、ワークライフバランスの改善を実感しました。
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3. 収入面の改善
病院薬剤師の給与は、薬局と比較すると低めに設定されていることが多いです。(もちろん例外はありますが)同じ時間働いたとしても、薬局のほうが給与が高く、場合によっては倍以上の差が出ることもあります。
特に病院では、昇給幅が小さいケースが多く、長く勤めても大幅な収入アップは期待しにくいのが現状です。収入を重視するなら、薬局への転職は有力な選択肢です。
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実際に転職して感じたギャップ
転職してみると、病院と薬局では業務内容や働き方にさまざまな違いがありました。特に印象に残ったギャップを3つ紹介します。
1. 思ったより自由度が高い
病院では、医師や他職種との連携が必要で、業務の流れがある程度決まっていました。一方、薬局では薬剤師自身の判断で動ける部分が多く、良くも悪くも「自由度が高い」と感じました。
しかし、自由度が高い分、店舗ごとのルールや方針に左右されやすい面もあります。思っていたより厳しい規則がある薬局もあり、転職前に職場の雰囲気をよく確認することが大切だと思いました。
転職先のルールや職場環境は、事前にしっかりチェックしていますか?
2. 病院と薬局の業務の違いに戸惑った
病院薬剤師は入院患者を対象にした調剤・服薬指導が中心ですが、薬局では外来患者の対応がメインです。そのため、患者さんと接する時間が短く、一人ひとりにじっくり向き合うのが難しい場面もありました。
また、薬局ではOTC医薬品の販売や健康相談の機会も多く、最初は戸惑いました。病院では扱わなかった領域にも関わることになり、新しい知識が求められる点は、想像以上に大変でした。
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3. 人間関係や働き方の違いに驚いた
病院では、医師・看護師・栄養士など、多職種と協力しながら仕事を進めるのが当たり前でした。一方、薬局では薬剤師と事務スタッフが中心となるため、チーム医療の雰囲気は少なくなります。
また、病院では診療科ごとに専門的な知識を深めることが求められましたが、薬局では幅広い疾患や薬剤についての知識が必要です。最初は情報量の多さに圧倒されましたが、慣れるとやりがいを感じる部分でもありました。
「どんな環境で働きたいか」自分の理想と今の職場を比べてみましょう。
まとめ
病院から薬局への転職は、キャリアの広がり、ワークライフバランス、収入面で大きなメリットがありました。しかし、実際に働いてみると、業務内容や人間関係の違いに戸惑うことも多かったです。
転職を考えている方は、「今のままでいいのか?」を一度真剣に考えてみてください。
私の体験が、皆さんの転職の参考になれば幸いです!
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